御膳石

「御膳石」が立つ瓜生の山あい

「御膳石」が立つ瓜生の山あい

 津幡町河合谷地区の瓜生(うりゅう)区にはその昔、瓜生を通って氷見に行く道「氷見往来」があり、宿駅(しゅくえき=街道沿いの集落で、旅人を泊めたり、荷物を運ぶための人や馬を集めておいた宿場のこと)「瓜生宿」が置かれていました。当時の村には、山本という茶屋と五郎八という荷問屋(にどんや)がありました。今も屋号の「チャヤ」で呼ばれている山本家の古民家には格子戸が残り、当時の面影を留めています。(河合谷地区の伝説「瓜生宿」の話より引用)。
 その沿道の傍らに、「御膳石(ごぜんいし)」と呼ばれる石が立っています。幅8メートル、高さ9メートルの三角形をした石には、真ん中に人が入れるほどの穴があります。現在、この石は立石(神石)として祀られています。
 その昔、村人がご膳を使いたい時に、この石にお願いすると、その次の日の朝までにお願いしてあったご膳がそろっていました。たまたま悪い人がいて、ご膳を返さなかったことがあってからは、誰がお願いしても貸してもらえなくなってしまいました(河合谷地区の伝説「御膳石」の話より引用)。
 英田(あがた)地区の谷内(やち)区や倶利伽羅地区の大窪区にも、同様の伝説が残っています。

所在地 〒929-0301 石川県河北郡津幡町字瓜生
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アクセス 津幡町市街地から県道59号線に入り、かほく方面に進みます。「英田北」交差点で右折し、県道221号線を河合谷方面に進みます。そのまま道なりに進み、興津峠を越えると、国道471号線に入る三叉路に出ます。そこを右折し、左手に見える「峨山禅師生誕地」の案内板が立つ三叉路を左折します。小さな橋を渡ってすぐに右折し、左手に見える「河合谷ふれあいセンター」を過ぎると、「峨山禅師生誕地」の案内板が立つY字路に出ます。そこを「瓜生」方面の左側に進み、道なりに行くと、瓜生集落に着きます。村の入口から2軒目の右側に建つ古民家が、かつての「山本茶屋」です。「御膳石」に行くには、村の中の「瓜生橋」を渡り、集落を抜けると、T字路に出ます。そこを左折し、山道を上っていくと、林道高津線に入る三叉路に出ます。そこを右折し、林道を少し上った左斜面に「御膳石」があります。



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