アサザビオトープ

希少水生植物アサザの「ビオトープ」

希少水生植物アサザの「ビオトープ」

 河北潟干拓地の水田には、毎年多くのコハクチョウが飛来します。通称「コハクチョウ通り」と呼ばれる、津幡町舟橋から川尻に伸びる幹線道路沿いに、希少水生植物アサザのビオトープがあります。このビオトープは、元のアサザの自生地であったすぐ脇の排水路が改修されることになり、アサザ保全のための代替地として1999(平成11)年に整備されました。
 アサザはミツガシワ科の多年草で、夏から秋にかけて直径3〜4センチの黄色の花を咲かせます。湖底の泥中を地下茎が横に這い、直径5〜10センチのハート型の葉を水面に浮かべます。アサザは光合成をする時に、水質汚染の原因となる窒素やリンを吸収することから、水質浄化作用を持つともいわれています。
 干拓前の河北潟では普通に見られたアサザですが、干拓事業により大きくその自然環境が改変され、現在はその自生地が少なくなっています。そのため、アサザの管理・保全のための取り組みとして、このビオトープが造成されました。アサザを始め、ビオトープに生息する水生生物も観察することができます。
 同公園の横には、日本海側随一の「日本海コース」で有名な石川県津幡漕艇(そうてい)競技場があります。
ビオトープ:元々ギリシャ語で「bio=生き物+top=住むところ」という意味の造語。人工的に植物や魚、昆虫が共存する空間として作り出したものを「ビオトープ」と呼ぶことが多い。
多年草:一年生や二年生(越年生)でなく、それ以上長く個体が生存する草本で、冬期に地上部が枯れても春に芽を出す。

所在地 〒929-0334 石川県河北郡津幡町字川尻
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アクセス JR津幡駅から「津幡駅前」交差点を左折し、県道59号線に入ります。「太田」交差点を右折し、そのまま直進します。「潟端」交差点を右折し、しばらく行くと、左手に見える「アサザビオトープ」の案内版に従って左折すると、突き当たり奥にビオトープがあります。



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