ブヘサ中村固腸堂

漢方相談専門店「ブヘサ中村固腸堂」

漢方相談専門店「ブヘサ中村固腸堂」

 津幡町加賀爪に、漢方相談で有名な「ブヘサ中村固腸堂(なかむらこちょうどう)」があります。地域の厚い信頼を集め、約150年続く老舗の漢方専門店です。店内には、同店の思想を表す「薬食同源(やくしょくどうげん)」の木版が掲げられ、古い百味箪笥(ひゃくみだんす)が歴史を感じさせます。
 中村固腸堂の歴史は、明治初期に京都から津幡町に移り、医師として開業した初代「武平翁(ぶへさ)」まで遡(さかのぼ)ります。武平翁は医師の傍ら、漢方と蘭方から数10種類の薬を開発し、その中でも下痢止めの薬「ブヘサの固腸散(こちょうさん)」は昭和にかけて広く知られた薬で、店名の由来にもなっています。第2次大戦中は中国や台湾、マレー、シンガポールなどにも薬を販売し、当時の注文書や兵士の遺稿に「固腸散(こちょうさん)」の名が記されています。
 現在6代目の寿理さんは国際中医専門員の資格を持ち、その資格を生かして、中医学漢方に特化した漢方相談専門店として展開しています。相談を受けて問診した後で、それぞれの症状にあった漢方薬を調合し、食事療法なども助言しています。特に、婦人病や不妊症、腰痛や老化による諸症状、皮膚病を改善する漢方を得意としています。漢方処方相談については、予約制をとっています。
薬食同源:中国古来の考え方で、食べ物の選択を大切にして食が調和していれば、決して病気にはならない、病気になった時は、食を正すことが第一の治療となるといった意味で、医食同源ともいわれる。
百味箪笥:漢方医が薬を入れておく、小引き出しの数多くあるたんす。薬味箪笥。

所在地 〒929-0325 石川県河北郡津幡町字加賀爪ヌ58-2
お問い合わせ先 中村固腸堂
電話番号 076-288-3721
ホームページ http://kocyoudou.com
アクセス JR津幡駅から「津幡駅前」交差点を右折し、県道59号線に入ります。そのまま直進し、「白鳥橋詰」交差点を右折すると、左側に「ブヘサ中村固腸堂」があります。



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