竹橋獅子舞保存会「雄獅子」

竹橋獅子舞保存会「雄獅子」

竹橋獅子舞保存会「雄獅子」

 通称「雄獅子」と呼ばれ、4月13日の春季祭礼に獅子を出している。
 獅子頭は、1954(昭和29)年に造られたもので、作者は富山県井波の武部豊氏である。蚊帳は、1965(昭和40)年に作られたもので、麻布で牡丹をあしらい、巻毛模様がほどこされている。ワダケ(胴竹)を3本入れ蚊帳の内側で縛り、尾は3メートル余の竹に赤く染めた1.5メートル余の苧麻をつける。
 頭持ちは背中に「若」、襟に「竹橋青年団」の入った紺色の法被をきて、黒地に赤色で「若」白色で竹橋保存会とあしらった懸帯をつけ、白足袋・雪駄をはく。一方、棒振りは、胸当てに法被をきて手ゴテ(腕ヌキ)をし、赤の大襷をつけ、柄模様の袴、脚絆に白足袋・草鞋をはく。
 棒振りの流技は加賀獅子の流れを汲むもので、棒と薙刀があり、故角尾伝蔵氏が編み出した演技を受け継いでいる。
 囃子には、「ノーエ節」「カッポレ」があり、現在は録音したものを流し芸者が入る。
 家々からの獅子舞の花(祝儀)には「東西東西、目録一ツ、金貨一封御酒肴ハ沢山、人気ハ栄当右ハ、御当町ノ○○様ヨリ御贔屓トアッテ、竹橋獅子保存会ヘ下サル」と言上する。

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