医師神社

伝説が残る「医師神社」

伝説が残る「医師神社」

 津幡町井上地区の川尻区にある医師(くすし)神社には、その名の通り、神社にまつわる伝説が残っています。同神社の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこ)・少彦名命(すくなびこなのみこと)です。
 今から約400年ほど昔、川尻地区に疫病が流行して、村人が次々と死んでいきました。ある時、信心深い徳右衛門という人が田を耕していると、鍬の先に血が付いてきました。不思議に思って鍬の当たった所を掘り起こすと、木コロの化石が現われ、鍬(くわ)の当たった所から血が流れ出ていました。驚いた徳右衛門はその木コロを持ち帰り、村人とともに朝夕礼拝したところ、疫病がたちまち収まりました。
 それ以来、村の中央に小さな祠(ほこら)を建て、病除けの神様として祀(まつ)るようになりました。この木コロの発見された8月24日をお祭りの日と定め、名前を医師神社と名付け、村の氏神様として敬われるようになりました(井上地区の伝説「医師神社」の話より引用)。
 神社には洞庭西坡の絵馬があり、鳥居脇には近郷近在の若衆が力自慢を競った盤持石(ばんぶちいし)6個(22〜56貫)が今も残っています(一貫=約3.75キロ)。
 津幡川下流に位置することから川尻と呼ばれ、かつては津幡川と河北潟を行き交う船着場がありました。

所在地 〒929-0334 石川県河北郡津幡町字川尻ヨ175
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アクセス JR津幡駅から「津幡駅前」交差点を右折し、県道59号線に入ります。右側に白鳥神社がある「加賀爪」交差点を左折し、県道217号線に入ります。そのまま直進し、国道8号(津幡バイパス)の高架下を抜けると、「井上の荘」交差点に出ます。そこを直進し、川尻集落内を行くと、右手に「医師神社」の鳥居が見えます。



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