九折白山神社

「源平合戦大絵馬」が残る白山神社

「源平合戦大絵馬」が残る白山神社

 津幡町倶利伽羅地区の九折(つづらおり)区にある白山神社には、1898(明治31)年4月4日に地元の若連衆が奉納した「源平合戦大絵馬」が残っています。拝殿に掲げられた絵馬の大きさは縦93センチ、横239センチで、同地区の竹橋(たけのはし)の倶利伽羅神社が所蔵する「倶利伽羅合戦図屏風」の一部を模写したものです。同神社の祭神は、健御名方命(たけみなかたのみこと)・伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉冉命(いざなみのみこと)・菊理媛命(くくりひめのみこと)です。
 倶利伽羅谷や萩坂谷には、祭旗の白を源氏、赤を平家と見る風習が残っており、源平合戦が深く関わってきたことを物語っています。同地区で毎年旧盆に開催される「寺尾夏まつり」では、伝統競技「源平騎馬戦」や九折芸能太鼓「源氏太鼓」が披露されます。

所在地 〒929-0412 石川県河北郡津幡町字九折ツ134
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アクセス IR津幡駅から「津幡駅前」交差点を右折し、県道59号線に入ります。「白鳥橋詰」交差点を右折し、「浅田陸橋」を越えると、「浅田」交差点に出ます。そこを左折し、県道215号線を進み、「刈安」交差点を直進すると、県道286号線に入ります。あいの風とやま鉄道線の高架下を抜け、「九折」の案内標識が立つY字路を右折すると、集落に入ります。左に入る坂道を曲がり、上っていくと、白山神社の前に出ます。



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