出雲神社のスダジイ

樹齢600年のスダジイが茂る「出雲神社」

樹齢600年のスダジイが茂る「出雲神社」

 津幡町英田(あがた)地区の種区に、スダジイの原生林で有名な出雲神社があります。同神社の祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)・伊邪那美尊(いざなみのみこと)です。境内には近郷近在の若衆が力自慢を競った盤持石(ばんぶちいし)3個が、今も残っています。
 同神社の鎮守の森には、その広さが約700平方メートルもあるスダジイの原生林があります。自生するスダジイの樹齢は約600年経っているといわれ、直径30センチもあるフジヅルがからみついた古木がその歴史を物語っています。昔は天狗が住むといわれたほど、鎮守の森は昼間でもうす暗く、境内周囲のたたずまいとは別天地のようです。
◆1967(昭和42)年11月29日 津幡町文化財(天然記念物)指定
 出雲神社の手前には、廃校となった種小学校跡に整備された「種けんこう広場」があります。見晴らしの良い高台にある公園で、トイレも設置されています。

所在地 〒929-0307 石川県河北郡津幡町字種リ40-1
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アクセス 津幡町市街地から県道59号線に入り、かほく方面に進みます。「御門」交差点で右折し、県道221号線を河合谷方面に進みます。そのまま道なりに進み、種集落を過ぎると、左手に菩提寺に行く坂道が見えます。そこを過ぎると、左側に「出雲神社」の鳥居が建っています。



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