【秋】能瀬四町獅子舞頭合せ

棒振りのチビッ子が大活躍の獅子舞

棒振りのチビッ子が大活躍の獅子舞

 毎年9月下旬に、順徳上皇ゆかりの地、津幡町能瀬地区で、恒例の秋祭りに獅子舞頭合せが行われます。鎌倉時代に佐渡へ流された順徳上皇が、その途中3年間滞在されたと伝えられる御門区、その際、飲料水のために掘られた井戸跡が残る能瀬区、大しけの際に上皇の命を助けたとされる聖徳太子像を安置した広済寺がある領家区から、各青年団による獅子舞競演が披露されます。
 領家区獅子舞保存会の大場さんによると、3.11をきっかけに四町の絆を深めるようと、2012年から四町獅子舞頭合せが始まったそうです。四町の獅子による乾杯でスタートする獅子舞は、薙刀(なぎなた)を振りながら勇敢に獅子に立ち向かうチビッ子たちの大活躍で盛り上がりを見せます。
 四町の獅子頭にまつわる面白い言い伝えも残っています。子持ちの母獅子である表能瀬の「雌獅子」と「春日さんのいさかい獅子」と呼ばれた浦能瀬の「雄獅子」は、両者とも気が荒く喧嘩が絶えなかったことから売りに出されていたものを買ったそうです。領家の「大獅子」は土の神様、御門の「雌獅子」は水の神様といわれ、夫婦(めおと)獅子だそうです。

所在地 能瀬川公園(津幡町能瀬大橋付近広場)
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ホームページ 津幡町観光ボランティアガイド「つばたふるさと探偵団」ブログ「能瀬四町獅子舞頭合せ」
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